【落語】5月22日 新宿末廣亭夜の部(主任:柳家蝠丸)

<演目>
三遊亭春馬 「つる」
神田松鯉 「赤穂義士外伝 天野屋利兵衛 雪江茶入り」
瞳ナナ (奇術)
桂小文治 「酢豆腐
三遊亭遊三
〜仲入り〜
春風亭柳橋 「代脈」
Wモアモア (漫才)
橘ノ圓 「権助魚」
三遊亭圓輔 「親子酒」
鏡味正二郎 (太神楽)
柳家蝠丸 「田能久」
18:00-21:00


芸協でも珍しい噺を楽しく聴かせてくれる蝠丸師匠がトリということで行ってきました。


お客さんは入場時は60人ぐらいで、終演時は30人程度。ゆったり。


ちょうど春馬さんが出るところに入場。ラッキー。この方は元気で荒っぽいけど、つい聞き入っちゃうんです。遊雀さんが同門に入ったことで刺激をうけた口かもしれません。ほぼ同期に近いはず。


松鯉先生の話は初めて。商人までキャラがいいのか、忠臣蔵は。


瞳ナナさんのマジックは初めてかな?緩くて最高。


小文治師の「酢豆腐」は相変わらず伊勢屋の若旦那が最高。


圓師匠は可愛いおじいちゃん。もったりとした話し方だけど許せちゃう。遊三さんや圓輔さんと歳が近いのに、この違いはなんだろう。


今日のMVPは太神楽の鏡味正二郎さん。上手いし所作がいい。喋りもそこそこ。ピンではピカ一。落語協会の太神楽の若手が束になってもかなわないだろうな。久しぶりに観て感動しましたよ。ボンボンブラザースさんと正二郎さん目当てでまた芸協の寄席に通いそうです。


トリの蝠丸師匠は初めて聴く『田能久』。いつもサプライズを用意してくれる蝠丸師匠ならではの噺。田舎の噺だし、正直面白い噺ではないけれど、蝠丸師匠独特の口調で最後まで楽しく聴けましたよ。