【落語】2月13日 鈴本演芸場二月中席昼の部(主任:春風亭一朝)

<演目>
春風亭朝呂久 「饅頭怖い」
春風亭一之輔 「壺算」
翁家和楽社中
春風亭柳朝 「平林」
桂藤兵衛 「強情灸」
ホンキートンク
三遊亭歌武蔵 (漫談)
金原亭伯楽 (小咄)
カンジヤマ・マイム
柳亭燕路粗忽の釘
〜仲入り〜
アサダ二世
春風亭正朝 「看板のピン」
五街道雲助 「新版三十石」
遊平かほり
春風亭一朝 「妾馬」
12:15-16:35


一部のムカムカする高座以外は、なかなか素晴らしい顔付け。十代目の惣領弟子がこんな高座をやるとは情けない。そんなのを学校寄席でやるのならば、学校の人も可哀想すぎる。子供とはいえ、寄席では大人の世界を見せてあげるべきだろう。

独演会や二ツ目の会とは明らかにやり方を変えてくる一之輔さん。これが寄席。二ツ目の役割というのがあり、一之輔さんはしっかりそれをわきまえている。

歌武蔵師は時間全部を相撲漫談。大ウケ。

仲入り後、正朝師。あれ以来定席で聴くのは初めて。改めて、お帰りなさい。

雲助師は儲けものの「新版三十石」。白酒さんでは二回ほど聴いているが、白酒さんが稽古をつけてもらう時に大笑いして怒られた、と聞いたことがあったが、それも納得の爆笑噺。

目当ての一朝師は「妾馬」。それほどウェットな感じはなく、江戸っ子とお殿様と武士が上手い一朝師らしい噺。

日曜日ということもあってほぼ満席だったが客層もよく、いい雰囲気の寄席だった。