【落語】1月11日新宿末廣亭正月二之席夜の部(主任:柳家小三治)

<演目>
川柳川柳 『ガーコン』
橘家圓蔵 (小咄)
〜仲入り〜
太神楽社中 (寿獅子)
春風亭一朝 『看板のピン』
柳家小袁治 『初天神
林家正蔵 『四段目』
林家正楽 (紙切り)
柳家小三治 『千早ふる』
18:45-21:00


今週は今日しか落語を聴きにいける機会がないので、混雑覚悟で末廣亭に行くことにした。

仕事を終えて川柳さんから。客席は意外にも椅子席はいっぱいなものの、桟敷席は半分ぐらいしか埋まっていなかった。迷った末にゆったり座れる二階席の最前列をチョイス。末廣亭ならば二階でも一階と変わらぬ臨場感。

仲入り後は充実していた。寿獅子は太神楽の仙三郎社中と和楽社中が力を合わせていて、楽しい。獅子は各社中のホープの和助さんと仙三さん。

一朝師は得意の『看板のピン』。手堅い。

小袁治師がまさかの『初天神』。初席の鈴本で小三治さんがやった噺だから、ちょいと驚いた。小三治遊雀、一之輔の『初天神』を既に聴いている体には、率直に言って物足りない。小袁治さんは苦手なのかな?

正蔵師の『四段目』は初めて。結構面白い。中途半端な人情噺よりこういう噺で一時代を作って欲しいな。
正楽さんの後は、小三治師が40分ぐらいたっぷりと『千早ふる』。聴き飽きているはずの噺なのに新鮮に笑える。文左衛門さんの型ならかろうじて笑えていたのに、オーソドックスな『千早ふる』にここまで笑えるとは思わなかった。さすが小三治。今席もう一回来ようかな。

お休みは13日、14日、17日の三日間とのこと。