3/7 鈴本演芸場三月上席夜の部(主任 :古今亭菊之丞)
初めての黒門亭から歩いて5分ぐらいの鈴本演芸場。夜は菊之丞さんが主任。権太楼、歌之介の二大爆笑マシンが休演。
客席は半分程度。若い人多数。荷物が大きかったので最前列の端の二人席に座りました。黒門亭から参戦した方も数名いましたね。
●多ぼう「寿限無」
不思議な雰囲気のある前座さん。将来新作やると面白いかも。
●菊六「饅頭こわい」
こんな馬鹿馬鹿しい噺をなんでここまで、と思うほどきっちりとした口調がはまります。
●扇遊「一目上がり」
さっきのとはうってかわって馬鹿馬鹿しい噺。前座さんにはとてもいい教材になりました。その1。
●喜多八「二階ぞめき」
初めて聴く噺。どうせ妄想するなら、ひやかしで終わることはないでしょう、という噺。それが楽しいんですが。
●しん平
マクラは良かったが、本編は笑えません。野暮の極致。内容は書く気もおきません。他の人のレポートを探してご覧ください。
●雲助「子ほめ」
ここで「子ほめ」とは。やはりモノが違いますね。前座さんにはとてもいい教材になりました。その2。
●菊之丞「らくだ」
古今亭だと、今松さんの衝撃的な「らくだ」を思い出しますが、菊之丞さんももう少しクールな話し方でも良かったかな。ちょっと暑苦しい感じでした。
次の落語はいつになるのか。中席は池袋の一朝さんか末廣の金馬さんか。
演目
三遊亭多ぼう「寿限無」
古今亭菊六「饅頭こわい」
アサダ二世(奇術)
入船亭扇遊「一目上がり」
柳家喜多八「二階ぞめき」
ゆめじうたじ(漫才)
古今亭菊太楼「強情灸」
林家しん平
〜仲入り〜
三遊亭小円歌(三味線漫談)
五街道雲助「子ほめ」
和楽社中(太神楽)
古今亭菊之丞「らくだ」
17:15-20:45