8/4 国立演芸場八月上席

開演 12時45分
終演 16時10分
料金 1800円(前売)
交通費 320円

演目

三遊亭歌る美「子ほめ」
金原亭小駒「鷺とり」
古今亭志ん丸「熊の皮」
林家久蔵(←林家彦いち)「浮世床
内海桂子(ひとりごと)
三遊亭歌司「火焔太鼓」
〜仲入り〜
伊藤夢葉(奇術)
五明樓玉の輔「ざいぜんごろう」
大瀬ゆめじうたじ(漫才)
五街道雲助大山詣り


夏休み最初の落語は、初めての国立演芸場の定席にした。国立演芸場は基本的に昼席なので、いままでなかなか来る機会がなかった。平日だけあってリタイアされた方がたを中心に7割弱の客席。指定席なので狭い空間にお客を固めてしまっているが、こういうのはあまり好みではない。中入り後は、後方の比較的すいている席に移動した。国立演芸場の席は前後が狭く、両側にお客さんがいると結構息苦しく感じてしまう。後ろに席替えをして正解だった。

◎歌る美「子ほめ」
昨年、末廣亭で何度か拝見していたが、しばらく見ないうちに着実に成長していた。

◎小駒「鷺とり」
随時説明を入れていたが、とたんにリズムが止まってしまい、乗り切れなくなってしまった。残念。

◎志ん丸「熊の皮」
つい先日、志ん丸さんの師匠の志ん橋師の「熊の皮」を拝見したばかり。なかなか元気がよく、楽しく聴けた。

◎歌司「火焔太鼓」
独特の粘着力のある語り口に、最初は違和感があったが、マクラが終わり「火焔太鼓」に入ると、引き込まれた。最後のたたみかけて落とすところでもたったのが残念。

◎玉の輔「さいぜんごろう」
国立演芸場は終演時にネタ帳が張り出される。これには驚いた。落語会ならともかく、定席でネタ帳が張り出されるのは初めて見たので。おかげでインターネットで演目を探す手間が省けた。玉の輔さんの話し方、結構好きになってきました。

◎雲助「大山詣り
一之輔さんのを聴いていた。今回の「大山詣り」は本当にオーソドックスだったので、普段若手のけれんみあふれる高座に慣れてしまうと、拍子抜けしまうかもしれない。

彦いち師が代演だったのが、かえずがえずも残念。それさえなければ最高の番組であったのに。