【落語】9月4日 東京マンスリー44ヶ月目@らくごカフェ

<演目>
菊志ん 「鈴が森」
菊志ん 「三軒長屋」
〜仲入り〜
菊志ん 「堀の内」
三木男 「猿後家」
菊志ん 「紙入れ」
14:05-16:15

久しぶりの菊志んさんの独演会。お客さんは20人。少し淋しいなあ。日曜の昼間なのにね。


■「鈴が森」
今日の実験はこの噺。くだらない噺だけど追い剥ぎの脅し文句の伝授まで、やたら重厚な語り口。しかも、伝授まででおしまい。鈴が森に行きもしない。
菊志んさんは「雲助師匠の人情噺の語り口でくだらない落語をやる」コンセプトと言ってました。こういうの好きだなぁ。


■「三軒長屋」
今回の長講。脱落者多数(笑)。この噺は寄席サイズにしてスピーディーにできそう。


■「堀の内」
堀の内に行って妙に自信をつけちゃう、という一種の改作。こういうの聴いちゃうと、また菊志んさんが聴きたくなっちゃう。


■「紙入れ」
NHK新人演芸大賞を受賞した時の噺、とのこと。あまり独演会ではやってこなかったらしい。今回はオーソドックスに。


4席プラス1席を聴いたが、重くならずにリラックスして聴けた、なかなか楽しい独演会でした。