【落語】5月31日 白鳥・文左衛門二人会@新宿末廣亭

<演目>
鈴々舎やえ馬 (新作落語
林家たけ平 「ラストソング」
橘家文左衛門 「寄合酒」
三遊亭白鳥 「天使がバスで降りた寄席2011」
〜仲入り〜
三遊亭白鳥 「真夜中の襲名2011年版」
三遊亭小円歌 (俗曲)
橘家文左衛門 「らくだ」
17:00-20:30


上野の写楽展から、ぶらぶらして、3時半ぐらいに並びました。結局8割ぐらいのお客さんでした。


開口一番はやえ馬さん。笑わせてこい、との至上命令を仰せつかったとのことで、関西弁の新作落語。留置所にいる恋人の父親に結婚の許しをもらいにいく噺。結構面白いですね。演目はわかりません。


たけ平さんは正蔵さんの惣領弟子。二ツ目では結構好きな噺家さんです。辞世の句を売る辞世屋の噺。


文左衛門さんの1席目は、寄席の浅い出番の時の噺では一番好きな『寄合酒』。与太郎が味噌を拾ってくるところなんか最高です。


今回の目当ての噺は白鳥さんの『天使がバスで降りた寄席2011』。末廣亭ではもうできない、という噺。もしかしたら、もう末廣亭の出番がなくなる、というヤバい噺らしい。噺家の実名も出てきて大変面白かったのですが、そんなにヤバい噺には思えなかったんだよなあ。


仲入り後はパンダが上野動物園に来た、ということで、三平襲名の時に作った(?)『真夜中の襲名』を現在の上野動物園に作り直した噺。この日、一番笑った噺です。


トリは文左衛門さんの『らくだ』。評判は聞いていましたが、実際聴くのは初めて。でかい図体とドスの効いた声を活かした噺ですね。大変面白かったです。


後ろの席のおじさんの笑い声が歯ぎしりみたいな笑いだったので、それだけ気になってしまいましたね。