【落語】11月24日 第30回人形町らくだ亭@日本橋劇場

<演目>
春風亭朝呂久『道灌』
三遊亭司『干物箱』
林家染丸『大晦日浮かれの掛け取り』
〜仲入り〜
柳家小満ん厩火事
春風亭一朝『淀五郎』
18:50-21:05



今回は、一朝師の『淀五郎』を聴けること以上に林家染丸師のご尊顔を拝すことが目的で前売を買った。

噂には聞いていたが、興行としては失敗。この顔付けで一階席も埋められないのは、もったいない。染丸師がわざわざ大阪から来てこれでは。

染丸師は『大晦日浮かれの掛け取り』。染丸型では狂歌浄瑠璃、歌舞伎、喧嘩の順。市馬師的な『掛け取り』を期待していた人には拍子抜けかも。私は十分堪能しました。カッコイイですよ。

小満ん師は『厩火事』。先週扇遊のを聴いたが、抑制の芸という感じ。随所で声が大きくなるので意識的にコントロールしているのは明らか。なるほど、と思いました。

一朝師は待望の『淀五郎』。この噺を一朝師で生で聴きたかったので幸せ。凄くよかった。でも、末廣亭で聴きたかった。ネタ出しだと聴けて当たり前ですから。

ネタ出ししてない三田落語会の方がワクワク感があると実感。

木戸銭2500円。