【落語】10/30 鈴本演芸場十月下席夜の部(主任:三遊亭萬窓)

今席の鈴本の夜は萬窓師がトリでネタ出し。聴きたい演目は日程が合わず、千秋楽で珍しさのない「寝床」の芝居に行くことにしました。

台風ということもあり、お客さんは土曜日にもかかわらず、60人ぐらい。両側の席が空いていたのでのんびり観ました。


○まめ緑「道灌」
高座を観るのは初めて。高座返しや師匠の独演会のお手伝いでお見かけしただけでした。前座で1年か。これからですね。

○ぬう生「転失気」
新作じゃないとわかった段階で沈没。拍手で起きました。

○和楽社中
和助さんの土瓶の曲芸が観られました。ツル立てを一回で決めていました。

○一朝「岸柳島
黒門亭で聴いた何人かのベテラン真打との違いを再認識。弟子の有無って結構芸のバロメーターになりますね。

○馬石「時そば
馬石師の「時そば」は初めてかも。よく聴く噺なのに笑いました。いや、面白い。

○ペペ桜井
トイレタイム

○百栄「お血脈
久しぶりに聴いた。なかなか面白い。

○圓窓「替り目」
「銚子のかわりめ」まで。端正で綺麗な高座でした。

〜仲入り〜

ひびきわたる
トイレタイム

○才賀「台東区の老人たち」
寄席向きの漫談。これの良さはまだわかりません。

○ダーク広和
ダークさんはスゴいテクニックを軽く見せる。カッコイイよね。

○萬窓「寝床」
今日の目当て。圓窓師の落語を聴いた後に聴くとやはり師弟だな、と感じます。良い意味で寄席の雰囲気を残している芸風だと思います。将来、寄席を背負って立つかもしれませんね。見事な「寝床」でした。


17:15-20:45
木戸銭2200円(HP割引)