6/26 三田落語会昼席@仏教伝道センタービル8F

三田落語会は次回の三田落語会の先行販売を行なっているので、前回の一朝・志ん輔の会でチケットを購入しました。夜の権太楼・喜多八の会も魅力だったのですが、前売に6千円も出すリスクは回避することにしました。
ということで扇遊さんと鯉昇さんの会に行って来ました。扇遊さんは落語協会で一番好きな噺家さん。今回の総会から理事を務められることに。鯉昇さんも落語芸術協会では私の中ではベスト3に入る噺家さんです。お二人は同い年で私と一回り違います。まだ60手前でこれからの更なる活躍が楽しみです。

夜席は早く完売していたのですが、昼席も完売で当日券はありませんでした。

開口一番は柳家おじさんさんの「平林」。可もなく不可もなし。

一席目は扇遊さんの「お見立て」。料簡の良くない喜瀬川花魁をやらせたら天下一品。「五人廻し」や「三枚起請」も扇遊さんのが一番好きです。

鯉昇さんの一席目は幽霊のマクラから「へっつい幽霊」。いつもながら鯉昇さんのマクラは絶品。もちろん噺も最高。

仲入り後はまず鯉昇さんの「蛇含草」。餅を食べる仕草は反則に近い。

トリは扇遊さんの「佃祭」。歯切れの良い男性の語り口としなやかな女性の語り口が独特のリズムを生んでいて、気持ちのよい音楽を聴いているよう。

残念ながら次回以降はこの回には来られそうもない。息子の受験対策で不定期で学校訪問が入るから。10月の志ん輔・喬太郎の会は行きたいところなんですが。

演目
柳家おじさん 「平林」
入船亭扇遊 「お見立て」
瀧川鯉昇 「へっつい幽霊」
〜仲入り〜
瀧川鯉昇 「蛇含草」
入船亭扇遊 「佃祭」
13:30-16:10
料金3000円
交通費380円