4/10 池袋演芸場四月上席昼夜通し(昼主任:柳亭左龍、夜主任:柳家さん喬)

喬之助さんのチラシを持っていると2500円のところ2000円で入れるというので、通しで行ってきました。喬之助さんは中トリに移動して兄弟子の左龍さんが主任で、夜の菊之丞さんの代バネがさん喬師というパワーアップ。お台場に行った歌之介さんの代演が小ゑんさん。いやあ、なかなかなラインナップになりました。

朝11時から並びましたが、喬太郎さんが出ないということで、開場時には20人ぐらいだったようです。昼は8割、夜は7割ぐらいの入り。

白酒「短命」、歌武蔵「ぼやき居酒屋」はともに鉄板ネタ。面白くないわけがない。

さん生「きゃいのう」は生では初めての噺。そんなに面白い噺ではないのだが、さん生さんがうまく演出していた。寄席で観たい噺家の一人。

小ゑんさんのは新作だが、演目はわからない。下町が好きな埼玉県人が主役の新作落語。面白かったですね。新作派では小ゑんさんが好きです。また、小ゑんさんの髪形が噺家らしいすっきりした髪形になってました。

文左衛門「千早ふる」は当然「左龍にまかせる」でサゲ。

左龍さんは、「とは」の意味がうまく考えられず、ソデの文左衛門さんの「あーあ」という声。

ちよりん「泣き塩」は初めて聴く噺。存在も知りませんでした。

市馬「藪医者」。相変わらず上手いなぁ。

さん喬「ちりとてちん」。三鷹での三席のあとなので、少しお疲れか。でも、丁寧な「ちりとてちん」で、表情を中心に堪能しました。


演目(特に面白かったのは☆つけてます)
【昼の部】
林家まめ平「転失気」
柳家さん若「饅頭怖い」
桃月庵白酒「短命」
☆三遊亭歌武蔵「ぼやき居酒屋」
柳家さん生「きゃいのう」
柳家小ゑん(新作)
柳家喬之助「締め込み」
〜仲入り〜
柳家喬四郎(新作)
橘家文左衛門「千早ふる」
柳亭左龍「百川」
【夜の部】
古今亭きょう介「たらちね」
古今亭ちよりん「泣き塩」
春風亭百栄「新作:江戸っ子検定試験」
古今亭菊丸「看板のピン」
林家正蔵しじみ売り」
柳家小袁治「水屋の富」
〜仲入り〜
古今亭駿菊「湯屋番」
柳亭市馬「藪医者」
柳家さん喬ちりとてちん
12:15-16:35
16:45-20:25