【落語会】柳家権太楼「らくだ」
権太楼さんといえば「らくだ」。
昨日、池袋演芸場で権太楼さんが「らくだ」を途中まで演ったという、マイミクさんのレポートを読んで、立ち見でもいいから一度聴いておこうと思い立ち、鈴本演芸場に行ってきました。
前売は完売でしたが、立ち見は2000円とリーズナブルなお値段。権太楼さんが「らくだ」をネタ出ししているので立ち見も一杯かなと心配しましたが、結局立ち見は１０人程度で、思いがけずゆったりと観ることができました。
客層は年期の入ったベテランの落語ファンがほとんど。いい雰囲気でした。
演目
柳家おじさん「子ほめ」
柳家ほたる「反対俥」
柳家甚語楼「幇間腹」
柳家権太楼「化物使い」
〜仲入り〜
ホームラン（漫才）
柳家権太楼「らくだ」
権太楼さんのお弟子さん３名、さすがは真打。今日の甚語楼さんはとても良かったですよ。
権太楼さんの「らくだ」。「らくだ」は今まで２回観ている。今松さんと一之輔さん。対照的な芸風のお二人のとはまた全く違う風景の「らくだ」。
人が死んだというのにまず喜ぶ長屋の住人という設定に、引いてしまうことがあったのだが、今回はそんなこともなく、笑うところたくさん。ああ、これが「らくだ」の面白さなのか。
マクラで「らくだは大ネタではありません。酔っ払いの噺と思って聴いていただけばいいんです。」と言ってましたが、簡潔で的確なガイドですね。
立ち見覚悟は正解でした。
18:00-21:05
