6/3 立川流日暮里寄席

今日は池袋演芸場の夜席に行く予定だったが、仲入り後の三人すべて代演ということで、急遽初めての立川流定席に行くことにした。白酒→さん生、権太楼→小袁治、雲助→志ん橋となると原型を止めていないとしか言えないところ。

日暮里サニーホールサロンは百人程度のキャパで半分弱の入り。

談春さん以外は初めての立川流(の真打)の落語。
いくら昇進が厳しい立川流といえども、前座は前座だし、二つ目は二つ目。真打はさすがに真打。円楽一門以外はそんなに変わらないというところか。


立川らく兵「手紙無筆」

立川志の八「牛ほめ」

立川吉幸「たらちね」

立川左談次浮世床

立川談四楼「人情八百屋」

〜仲入り〜

立川らく里「つる」

立川ぜん馬(売り声いろいろ)

立川談慶船徳


今回良かったのは談四楼さんの「人情八百屋」。初めて聴いたが、いい噺を落ち着いて聴けた。

船徳」は微妙なところ。もう少し年輪が必要な噺なんでしょうか。

立川流は普通に落語をやるという、当たり前のことを理解できた寄席でした。