5/20 新宿末廣亭5月中席夜の部

下席には行かれそうもないので中席二回目。

正直、中トリの扇遊さん目当て。扇遊さんが代演なら来なかったかも。これで雲助さんが珍しい噺も聴かせてくれたら言うことなし。まあ、そんな幸運は望む方が悪い。

会社を出て6時半から入る。客席は結構入って百人ぐらい。秋田の修学旅行生が30人ぐらい。正楽さんの紙切りでは、空気を読まずにいつも通りのマニアックなリクエストをする客を苦々しく思ったか、中学生用に特別に一つ切ってプレゼント。修学旅行生も大喜び。感動しましたね。

落語の演目は以下のとおり。


春風亭一朝祇園祭

入船亭扇遊「夢の酒」

〜仲入り〜

隅田川馬石「反対俥」

金原亭馬の助「権兵衛狸」

金原亭馬生「鮑のし」

五街道雲助厩火事


修学旅行生は一朝さんまででお帰りに。一朝さんの「祇園祭」はいい東京土産になったことでしょう。多分一朝さんもあえてお土産を持たせたのだと思う。いつもにも増して気合いの入ったお囃子。
扇遊さんの「夢の酒」はラジオデイズの配信のをしょっちゅう聴いているが、生は格別。
馬生さんの「鮑のし」、普段の若手のものと違い、落ち着いた別の噺のよう。途中までで終わったのが残念。この出囃子(先代馬生の「鞍馬」)はやっぱり好きだなあ。
雲助さんの「厩火事」。よく聴く噺。古今亭のお家芸ってところなんでしょう。「白ざつま」なんてのも聴いてみたい。

明日は内幸町ホール。