3/14 池袋演芸場3月中席昼の部
最近は会社の年度末業務で寄席に行く暇がないので、土曜に来ることにした。各定席、各協会のサイトを検討して池袋に決めた。というよりも、この顔付けだから土曜に定席に行くことにしたのだが。
開演時にはほぼ8割の入り。中入り前にはほぼ満席。トリの前には立ち見も20人ぐらい。
落語の演目は以下の通り
柳家さん若「子ほめ」
柳家喬四郎(不知)
柳家喬之助「締め込み」
柳家喜多八「松曳き」
入船亭扇遊「家見舞」
三遊亭圓丈「シンデレラ伝説」
〜仲入り〜
柳亭左龍「鹿政談」
橘家文左衛門「天災」
柳家喬太郎「次郎長外伝 小政の生い立ち」
喬之助さんの冒頭の「気をとりなおして」という言葉がすべてを言い表していた。喬四郎さんは先代小さん門下での小三太さんのような扱いなのかな。
喜多八さん、扇遊さん、圓丈さん、文左衛門さんもそれぞれ良かったのだが、コメントするときりがない。
喬太郎さんのトリを定席で観たのは初めて。さん喬さんのお弟子さんたちや扇遊さんが言っていたが、師匠の代バネの大変さは並々ならぬものがあるのだろう。
客が納得する弟子による代バネは、遊三→小遊三、扇橋→扇遊、と喬太郎さんぐらいではないだろうか。まず師匠がご存命でコンスタントに定席にでていることが前提になるので、これぐらいになってしまうのだろう。