【落語】7月26日 SWAクリエイティブツアー@紀伊國屋サザンシアター

<演目>
オープニングトーク 昇太
喬太郎 「任侠流山動物園」(白鳥作)
彦いち 「自殺自演」(昇太作)
〜仲入り〜
白鳥 「全身日曜日」(彦いち作?)
昇太 「火打石」(喬太郎作)
19:00-21:07


初めてのSWA。比較的簡単にチケットをゲット。しかも5列目の通路側。なぜか隣の人が最後まで現れず、ひじ掛けを両側とも使えて楽チンだった。チケット取りやすくなったの?


夢枕獏さんとの企画で書いた「すばる寄席」の落語を別の落語家が演ずる、という企画。ここで多少イヤな予感がした。


柳家喬太郎「任侠流山動物園」
トップバッターの喬太郎さんはとても面白かった。白鳥さんの作品を活かすなかで、最大限喬太郎さんらしさを発揮。途中、「動物園」の仕草も入れていて、これが完璧。キャラの描きわけはオリジナルを完全に凌駕していた。30日の古典の会にも期待を繋げる素晴らしい高座だった。


林家彦いち「自殺自演」
噺の輪郭がなかなか入ってこない。うまく消化できていない、という印象。この人も高座で磨きあげるタイプなんでしょうか。


三遊亭白鳥「全身日曜日」
そもそも「全身日曜日」自体何度聴いてもわからない。本読もうとしても、彦いちさんのCD聴いても。結局小道具出ても全く笑えず、取り残されてしまったようだ。


春風亭昇太「火打ち石」
喬太郎さんの作品を昇太さんが改変して、というつまらないわけがない、という噺。期待どおりの面白さ。


全体として、この4人でやる意義が理解できなかった。力量差がはっきりわかった、という、解散も一つの選択肢だよなあ、と空気がつかめた落語会だった。


ファイナルも是非とも行きたいな。