【落語】3月6日 鈴本演芸場夜の部(主任:柳家さん喬)

<演目>
柳家緑太 「道灌」
柳家喬之進 「金明竹
翁家和楽社中
柳亭左龍 「棒鱈」
桂藤兵衛 (いらぬ亭主の足の長さよ、ってサゲの噺)
大空遊平・かほり
宝井琴調 「匙加減」
春風亭正朝 「宗論」
〜仲入り〜
柳家小菊
林家正楽
柳家さん喬 「柳田格之進」
17:15-20:47


出張帰りに寄席に行くのが習慣になりつつあります。今回は和歌山県南紀白浜空港からの帰りに鈴本演芸場に行ってきました。
さん喬師匠がトリでしかも長講なので混むかと思ったら、結局4割程度の入り。日曜の夜は穴場ですね。


今回は笑いに来たのに、心に響く噺の二席が良かった。


宝井琴調先生の『匙加減』は以前桂文雀さんの落語で聴いた噺。大岡裁きの中でもとても心揺さぶられるいい噺。今回もとても感動してしまいました。


そして、さん喬師匠の『柳田格之進』。初めて聴きました。武士の意地のために娘が吉原に身を売る噺、として認識していたので、音源も聴かないでいままできていました。
いや、なかなかいい噺ですね。でも、娘と番頭が夫婦になるのは飛躍しすぎじゃありませんか?(笑)


先日の扇辰師匠の『鰍沢』に続き、素晴らしい高座を拝見することができました。最近は落語の神様に気に入られているみたいです。


この調子で来週もガンバルぞ!