2009年の落語ふりかえり

落語の総括というものを初めてやってみましょうかね。

2009年は90回落語を観に行ったことになりました。一ヶ月あたり7.5回で、週2回弱の頻度。ちょうどいいところだと思います。

そのうち定席が47回で5割強。末広亭が一番多く27回だった。一般的な落語ファンと多分構成比は違うんじゃないでしょうか。

以下に印象に残っている落語をあげますが、定席の場合には主任のみ対象としました。また、真打のみ。二ツ目さんは、一之輔、夢吉、朝太、菊六さんなどがよかったと思います。

なお、順番は暦日順です。




柳家小三治 「味噌蔵」
(1月13日 新宿末廣亭正月二之席夜の部)


入船亭扇遊 「三枚起請
(1月21日 らくだ亭末広がり、扇の会・内幸町ホール)


春風亭一朝 「二番煎じ」
(2月4日 新宿末廣亭二月上席夜の部)


古今亭菊志ん 「居残り佐平次
(3月26日 東京マンスリー14ヶ月目・ブディストホール)


柳亭市馬 「首提灯」
(4月24日 新宿末廣亭四月下席夜の部)


桂平治 「らくだ」
(5月7日 池袋演芸場五月上席夜の部)


三遊亭遊雀 「熊の皮」
(5月18日 三遊亭遊雀独演会・お江戸日本橋亭


瀧川鯉昇茶の湯
(6月24日 松丘亭寄席・府中永福寺


柳家三三 「引越しの夢」
(7月8日 はくしゅ喝采さんざめく異界・三鷹文鳥舎)


桃月庵白酒 「花色木綿」
(7月8日 はくしゅ喝采さんざめく異界・三鷹文鳥舎)


五街道雲助 「お花半七(宮戸川)」
(7月25日 鈴本演芸場七月下席夜の部)


古今亭志ん輔 「お直し」
(9月26日 鈴本演芸場九月下席夜の部)


立川談笑時そば
(12月14日 立川流広小路夜席・お江戸上野広小路亭


むかし家今松 「芝浜」
(12月28日 新宿末廣亭十二月下席夜の部)



定席が半分。また、定席ではないものはすべて収容人数の少ない会場。一番大きい会場が内幸町ホールで、座席数188。大きい会場はどうしても記憶に残りづらいものです。小さいホールを中心に来年も選んでいくつもりです。

新作がなく、すべて古典落語。別に古典を選んで観ているわけではないのですが。

円楽一門はゼロ。立川流が1名。円楽一門で観たのは兼好師、王楽さんの各1回のみなので選ぶのは困難です。兼好さんを来年はもう少し観ていきたいと思います。

来年も同じようなペースで、二ツ目さんの高座を多めに追いかけていきたいと思います。