6/23読了 橋本治『双調平家物語1 序の巻・飛鳥の巻』(中公文庫)

橋本治は自分の世代は多分『桃尻娘』。『窯変源氏物語』は当時ハードボイルドやSFばかり読んでいたので興味の外にあった。
今回の文庫化は最近の興味と合わさった。
飽きっぽい性格なので16巻読破できる自信は全くない。
第1巻はそのほとんどが秦から唐までの反逆と簒奪の歴史が描かれている「序の巻」。平家までまだ相当な道のりがありそうだが、とても読みやすいし、なにより面白い。早速第2巻を注文した。