3/24 鈴本演芸場3月下席夜の部

今日は代演が二人。たい平さんから文左衛門さん、三三さんから甚語楼さん。実力はともかく、人気の二人が出ないというのに、百人近くのお客さんがいた。

仕事を終えて行ったので着いたのは6時過ぎ。割引料金の2200円で入場。

落語の演目は以下の通り。

橘家圓十郎湯屋番」

入船亭扇辰「権兵衛狸」

橘家文左衛門「桃太郎」

桃月庵白酒「替り目」

〜仲入り〜

柳家甚語楼「無精床」

春風亭百栄「素人義太夫

落語以外では、初めて観た東京ガールズがインパクト強し。紫文さんのお弟子さんたちとのこと。寄席はこういう異物に遭遇できるのも楽しみの一つ。口直しで芸協の定席で檜山うめ吉さんを観たくなった。初めて観た時に軽く恋に落ちましたもの。
紙切りの二楽さんも初めて。微妙に正楽さんと言うことが違う。百栄さんの顔は予め切ってあったので似すぎ。

白酒さんの「替り目」は定席では珍しくうどん屋が登場。少し長めの25分。

百栄さんの「素人義太夫」は二回目。せっかくだから聴いたことのない噺が聴きたかったのだが。

客席に噺の先を口に出しちゃう人がいたが、噺家さんのと微妙に違うのが面白かった。それだけ各自工夫しているということ。

鈴本の4月の夜は上席が文左衛門さん、中席が三三さん、下席が馬石さんと若手がトリをとる番組が続く。三平襲名披露興行の思わぬ副産物ということかもしれないが、末廣亭も少しは見習って欲しいところ。芸協の遊雀さんや平治さんや柳好さんや鯉朝さんなどをトリにして欲しい。自分の趣味なだけだけど。